「読書を習慣化させたい」
「継続して色々な本を読みたい」
と思っているのに、なかなか読書を続けられなくて困っているということはありませんか?
読書をすれば楽しい本が読めるし新しい知識も吸収できるので、読書を続けることが大切とわかっていても、いつの間にか本を読むことをやめてしまっているということがありますよね。
もちろん読書が続かないのには理由があります。
この記事ではあなたの読書が続かない4つの理由を解説します。
そして、読書が続かない理由に対する解決策も説明していきます。
読書が続かない4つの理由
読書が続かないという人は、次の4つの理由のいずれかに当てはまるのではないでしょうか?
1|読書が楽しくない
「読書が続かない」「いつの間にか本を読まなくなってしまった」という人にお聞きします。
読書は楽しいですか?
読んでいて楽しい本、新しい知識を吸収できてワクワクするような本を読んでいますか?
本を読んでいて楽しいと感じていない、ワクワクしていないという状態であれば、誰だって自ら進んで本を読みたいとは思いませんよね。
ただ、読書に楽しさは求めていないけど、読書を続けなければならない人もいると思います。
読書を続けなければならない人で読書が続かないという人は次の理由に該当するのではないでしょうか。
2|読書の目的が明確でない
漫画であれば、自分の好きな漫画を読んで楽しいと感じたりワクワクしたりすることもあると思いますが、読書の場合はいつも自分の好みの本や趣味の本を読めるとは限りません。
仕事のための本を読まなければならない人もいるでしょうし、キャリアアップ、スキルアップのために本を読みたいと考えている人もいるでしょう。
楽しい本、ワクワクする本でなくても、自分の将来のキャリアやスキルのために継続して読書をすることには大きな価値があります。
しかし、楽しい本やワクワクする本ではないからこそ、つまらなくなってすぐに読むことをやめたくなってしまうのではないでしょうか。
楽しい本、ワクワクする本ではないとわかっていたのに、なぜ本を読むことをやめてしまうのか。
それは読書の目的が自分の中で明確になっていないことが理由です。
当然、楽しい本、ワクワクする本ではないので、その本を読む目的が明確でなければ、ひとつ目の理由「読書が楽しくない」と同じ状態になり、読書を続けることは難しくなります。
3|読書の効果を感じない
楽しむ読書をしているときはいいですが、自分の成長や知識の吸収を目的に読書をしている場合は、いくら読書をしても読書の効果を感じなければ継続することが難しくなってきます。
自分の成長や知識の吸収を目的に読書をしているのに、
- 読書しても読んだ内容をすぐに忘れる
- 本を読んでも新しい知識が増えない
- 本を読んだのに自分の成長を感じない
という状況では、読書を続ける意味を見出せなくなりますし、読書を続けることが苦痛になってしまいます。
4|本を読むこと自体が大変に感じる
読書が楽しくない、読書の目的が明確でない、読書の効果を感じない、ということ以前に、読書の時間を確保してページをめくって本を読むという行為自体を苦痛に感じるという人もいるでしょう。
また日々の生活が忙しくて、そもそも読書の時間を確保できないという人もいるかもしれません。
本を読むことが苦痛、本を読む時間を確保できないという状況であれば、読書を続けられないのは当たり前ですよね。
読書を続けるための解決策
読書が続かない4つの理由を解説してきましたが、ここからはそれぞれの理由に対する解決策について説明していきます。
1|「読書が楽しくない」の解決策
読書が楽しくないときの解決策は単純です。
それは読んでいて自分が楽しいと思える本、ワクワクするような本を選ぶということです。
購入した本だとどうしても「せっかく買った本だから最後まで読まないと!」という感覚を抱いてしまいますが、読み進めているうちに無理して読んでいるような感覚を持ったら、途中で読むことをやめて自分が楽しめる次の本を探すという勇気も必要です。
無理して読んでいては読書そのものを苦痛に感じるようになってしまいます。
自分が本当に楽しめる本に出会ったときは、どんどん先の内容を読み進めたくなりワクワクした気持ちになるものです。
2|「読書の目的が明確でない」の解決策
読書の目的が明確でないから読書が続かないわけですので、必要なことは読書の目的を明確にすることです。
例えば、車を運転するための交通ルールをとことん勉強したいという人は少ないと思いますが、「車の免許が欲しい!」という明確な目的があるので、楽しいわけでもない交通ルールや標識の勉強を続けることができるわけです。
これと同じように、今読んでいる本がつまらないかどうかよりも、あなたが将来目指すべきキャリアやスキルのために必要な読書であると認識できるのであれば、ここで本を読むことをやめるという選択はしないはずです。
何のために読書をするのかという目的をもう一度自分の中で再確認してみましょう。
3|「読書の効果を感じない」の解決策
読書の効果を感じないという場合の解決策のひとつとして、「読書ノート」を書いてみるということをおすすめします。
読書ノートを書くと、読んだ本の知識が定着しやすくなったり、本の内容を自分の生活に活かしていけるなどの効果やメリットが期待できます。
読書ノートの具体的な効果や、初めての人でも簡単に始められる読書ノートの書き方を「【簡単】読書ノートの書き方を伝授!読書ノートの効果とは?」にまとめていますので参考にしてください。
4|「本を読むこと自体が大変に感じる」の解決策
どれだけ本を読むことに苦痛を感じるのかは個人差があります。
また、どのくらい忙しくて読書の時間を確保できないのかも人それぞれです。
ですので、すべての人にマッチするような解決策を提示することは困難ですが、解決策のひとつとしておすすめしたいのが本を「読む」のではなく本を「聴く」ということです。
具体的にはオーディオブックを使うことで本の内容を聴くことができるようになります。
当然ですが、本を「聴く」と “本を読む” 必要がありませんので苦痛に感じることもなくなります。
そして、本を聴きながら他の作業ができるので、本を「聴く」ためだけの時間をつくる必要もありません。
本を聴く方法やメリットについては「本を「読む」時間が無い人は本を「聴いて」みませんか?」を参考にしてください。
まとめ
あなたの読書が続かない4つの理由を解説してきました。
継続して読書をすることにはとても大きな価値があります。
読書が続かないと悩んでいるときには、今回紹介した解決策をぜひ実践してみてください。
まずは一歩ずつ始めてみることが大切です。