「読みたい本があるのに本を読む時間が無い」
「読書をしたいと思っているのになかなか時間が取れない」
忙しい生活の中でこんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?
家では読書する時間が無いからと言って通勤中に読もうとしても、混んでいる電車内では本が読みにくかったり、そもそも車通勤だと運転中に本は読めませんよね。
そんな読書をする時間がなかなか取れないという人は、本を「読む」のではなく本を「聴く」というのはどうでしょうか?
この記事では、読書をしたいけど本を読む時間が無いという人のために、本を「聴く」方法とメリットについてご紹介します。
本を「読む」時間が無いときは本を「聴く」
具体的に本を「聴く」とはどういうことでしょうか?
それはオーディオブックで本の朗読を聴くということです。
オーディオブックとは、ナレーターや著名人が本を朗読したものを録音した音声コンテンツのことです。
オーディオブック自体は昔から存在しており、CDなどに収録して販売されておりましたが、現在はインターネットの普及により配信されているオーディオブックをダウンロードして、PCやスマホで本の朗読を聴くというのが主流になっています。
オーディオブックを聴くことによって本を「読む」のではなく、本を「聴く」ことができるようになるわけです。
本を「聴く」メリットとは?
オーディオブックによって本が聴けるようになると説明しましたが、実際に本を「聴く」ことのメリットとは何でしょうか?
なぜ本を「読む」時間が無いときは、本を「聴く」といいのでしょうか?
それは本を読む時間を確保しなくても本の内容をインプットできるようになるからです。
多くの場合、本を「読む」ときは手でページをめくりながら目で文章を追って読んでいきます。
手と目を使う必要がありますよね。
しかしオーディオブックの場合、耳さえあれば本の朗読を聴くことができます。
つまり、オーディオブックでは手と目が自由になるわけです。
手と目が自由になることで、他の何かをしながら本の内容をインプットすることができます。
イメージ的には音楽を聴きながら何か作業をするような感覚です。
本を「読む」ときは手でページをめくって目で本を読むための環境と時間をつくる必要があります。
しかし、オーディオブックでは他の何かをしながら本を聴くことができるので、わざわざ「聴く」ためだけの時間をつくる必要がなくなります。
これが本を「聴く」ことのメリットです。
他の何かをしながら本の内容をインプットすることができるので、次のようなシーンでも時間を無駄にすることなく有効に時間を使うことができるわけです。
通勤中に
オーディオブックであれば混雑した電車内で本を開いて持って読む必要がありません。
そして音楽を聴くように、車の運転中でもオーディオブックを聴くことができるので、毎日の通勤や長距離移動にもぴったりです。
運動しながら
ウォーキングや軽いジョギングをしながらでも本の内容をインプットできるようになります。
今までは運動をするときに音楽を聴いていたかもしれませんが、運動をしながらでも読書と同じように本の内容をインプットできるようになるわけです。
家事をしながら
毎日家事に追われて…という人や、大量の家事を週末にまとめて…という人には、家事をしながら本を「聴く」というのはどうでしょうか。
あれこれ考えながら片づけをするような家事には向いていませんが、耳と頭はオーディオブックに集中できる家事であれば時間の有効活用になると思います。
入浴中に
入浴中に本を読むという人もいるのではないでしょうか?
しかし本が濡れないように工夫したり、手が濡れてページがめくれなかったりと、お風呂で本を読むのは簡単ではありません。
オーディオブックであれば、濡れないようにカバーしたスマホを持ち込めば、入浴中でも音楽を聴く要領で本を「聴く」ことができます。
おやすみ前に
おやすみ前の一番落ち着いたタイミングで読書をする人もいると思います。
このおやすみ前に読書の時間を確保できているのであれば本を「読む」ということで問題ないと思います。
ただ、タイミング的には一日の終わりで体は疲れて目はショボショボ…、ページをめくるのも面倒くさい…。
おやすみ前に本を読もうとすると、こんな状態になることもありますよね。
オーディオブックであれば目を使わないので、ベッドで目を閉じたまま耳だけで本を「聴く」ことができます。
疲れた体へ負担をかけずに本の内容をインプットすることができるのでおすすめです。
本を「聴く」方法
では実際にオーディオブックを聴くにはどうしたらいいのでしょうか?
現在はオーディオブックのデータをダウンロードしてスマホなどで聴くのが主流になっているとお伝えしましたが、実際にやることとしてはネット上から好きな本のデータをダウンロードして聴くだけです。
本を「聴く」方法としてはこれだけなのですが、オーディオブックをダウンロードできるサービスは色々と存在しています。
その中でもオーディオブックが初めての人におすすめなのが「Audible」(オーディブル)です。
なぜオーディオブックが初めての人にはAudibleがおすすめなのかというと、その理由は2つあります。
AudibleはAmazonが提供
おすすめする理由の1つ目として、AudibleはAmazonが提供しているオーディオブックだからです。
あなたもAmazonは使ったことがあるのではないでしょうか?
Amazonが行っているサービスなので、すでにAmazonのアカウントがあれば新たにアカウントを作る必要がありません。
また、みんなが知っていて多くの人が使っているAmazonなので、初めて利用するサービス(オーディオブック)でも安心感があるのではないでしょうか。
40万以上のタイトルから好きな本を選ぶことができます。
納得してから本を購入することができる
おすすめする理由の2つ目としては、Audibleは納得してから本を購入できることです。
どういうことかというと、Audibleには2つのお試しポイントが用意されています。
この2つのお試しポイントがあることで、いきなり本を購入するのではなく納得してからAudibleを使い始めることができるのです。
具体的には、1つ目のお試しポイントとして、最初の1冊は価格を問わず好きな本を無料で聴くことができます。
好きな1冊を選んでAudibleで本を聴くことができるので、Audibleの使い勝手が自分に合うのかどうなのかを無料でお試しして確認することができます。
このお試し期間は30日間あるので、実際に使ってみて「Audibleは良い感じかも」となればそのまま継続して使い続ければいいですし、もし「Audibleはイマイチだな」と感じても30日以内に解約すれば料金は一切かかりません。
そして本の価格は問われないので、価格を気にせず自分の好きな1冊を選ぶことができるのもうれしい点ですよね。
どの本を選んでも最初の1冊は無料でお試しできます。
2つ目のお試しポイントは、購入した本の返品・交換が可能なことです。
最初の1冊をお試しして使い勝手も問題なかったので今後もAudibleを使っていくことにしたとします。
すると、Audibleにあるたくさんの本の中から自分の聴きたい本を購入していくことになるわけですが、オーディオブックはナレーターや著名人による朗読が録音されているので、朗読している人の声がどうしても聴きづらかったり、好みじゃなかったりすることもあります。
そんなときでもAudibleでは、購入した本を返品したり交換したりすることができるので、安心して本を選ぶことができます。
使ってみたけど「こんなはずじゃなかった!」となるのは嫌ですよね。
Audibleにはそうならないためのお試しポイントが用意されているので、初めての人でも安心して使い始めることができると思います。
Audibleをもっと詳しく
ここまで、
- 本を「聴く」ためにはオーディオブックのデータをスマホなどにダウンロードすればOK
- オーディオブックをダウンロードできるサービスはたくさん存在している
- その中でもオーディオブックが初めての人におすすめなの「Audible」
- 「Audible」をおすすめする理由
についてお伝えしてきました。
では実際にAudibleはどのような使い方をするのかについて詳しく説明していきたいと思います。
「会員」 or 「非会員」
Audibleにおいても実際の使い方としては簡単で、好きな本を選んでオーディオブックのデータをダウンロードして聴く、というだけなのですが、Audibleでは会員になるかどうかを選べます。
会員と非会員では、購入する本の買い方や価格が変わってきます。
このあと会員の特典については説明しますので、ここでは非会員の本の買い方と価格について説明します。
非会員の場合は単品で好きな本を選んで本を購入するというイメージです。
Audibleにある好きな本を購入できますが、価格は通常の価格(非会員価格)になります。
Audibleでは何も割引などされていない通常の価格を非会員価格と呼んでいて、普通の紙の本に比べるとオーディオブックは価格が結構高めです。
パッと見ても3,000円前後の本が並びます。
このように結構価格が高めですが、当然と言えば当然です。
オーディオブックをつくるまでには、
- 通常の紙の本が出版されて、
- ナレーターなどが朗読して録音して、
- 録音した音声を編集してオーディオブックのデータにする
わけですから、作業工程を考えれば紙の本より価格が高くなるのは当然ですよね。
とはいえ、本の価格が高いと私たち読者としては経済的な負担が大きくなってしまうので、Audibleを使うのであれば会員になっておいたほうがコスト的にもお得に本を聴くことができます。
「会員」の本の買い方と得られる特典
非会員の場合は、割引なしの非会員価格で本を購入するとお伝えしましたが、会員になるとどのように本を購入するのか、どんな会員特典があるのかについて説明していきます。
本の買い方
まず会員になるための費用として月1,500円かかります。
この1,500円で何ができるのかというと、毎月1冊好きな本を購入することができます。
非会員だと1冊3,000円前後の本を購入しなければならなかったわけですが、会員になると月1,500円で好きな本が1冊購入できるようになります。
そしてこの “好きな本” というのは価格は問われません。
1,500円を超える本でもOKです。
非会員では3,000円とか4,000円で購入する本を、会員になると1,500円で購入することができるわけです。
「Audibleを使うのであれば会員になっておいたほうがコスト的にもお得」と言ったのはこのためです。
紙の本でも1,000円や2,000円はするので、会員になればオーディオブックのデータを紙の本と同じぐらいの価格で購入することができるようになります。
会員になると「好きな本が1冊購入できるようになる」といいましたが、正確にお伝えすると、会員にはAudible専用のコインが毎月1枚付与されます。
このコイン1枚と好きな本1冊を交換するという形になります。
もしその月にコインが使いきれなかったという場合には、自動で翌月に繰り越しされます。
(コインの有効期限は入手した日から起算して6ヶ月)
購入した本の返品・交換が可能
Audibleは納得してから本を聴くことができ、そのためのお試しポイントが用意されているとお伝えしました。
そのお試しポイントの一つとしてご紹介した購入した本の返品・交換が可能というのは、実は会員特典によるものです。
会員であれば購入したオーディオブックがイメージと違ったら返品・交換することができます。
もちろん短期間における過度の返品など倫理を逸脱した使い方はNGですが、どうしてもナレーターの声が馴染まなかったとか、好みじゃないという場合は返品・交換してもらうことができます。
返品・交換が可能になると本を選ぶときの「失敗したくない」という不安感がなくなるので、メリットが大きい会員特典だと思います。
退会後も聴き返せる
会員になったからと言っても、やめたくなったらいつでも退会することができます。
退会したとしても一度購入したオーディオブックはあなたのものですので、Audibleで購入したオーディオブックが聴けなくなるということはありません。
退会後もオーディオブックを聴き返すことができます。
ただ、もしコインが余っている状態で退会するとそのコインは失効します。
もったいないので退会するときは持っているコインをすべて使い切ってから退会するのがおすすめです。
月に1冊では足りないというときは
たくさん本を聴きたいというときは、月に1冊(1コイン)では足りないと感じることもあるかと思います。
基本は月に1,500円で月に1冊ですが、追加で本を購入することもできます。
追加で本を購入する方法は2つあります。
1つはコインを追加で購入する方法です。
1ヶ月以上Audibleの会員になっている等の条件を満たせば、コイン3枚を3,600円で追加購入することができます。
1枚当たりにすると1,200円なので毎月もらえるコインよりは安く購入できるわけですね。
追加でコインを購入したら、あとは毎月のコイン同様、価格問わず好きな本とコインを交換します。
もう1つは本を単品で購入する方法です。
非会員は非会員価格で本を単品購入するとお伝えしましたが、買い方としてはこれと同じです。
ただ会員の場合は非会員価格の30%OFFで購入することができます。
ここまで説明したAudibleでの会員と非会員の本の買い方をまとめると次のイメージのようになります。

様々なデバイスで本が「聴ける」
AudibleではスマホやPCにAudibleアプリをダウンロードして本を聴きます。
ですのでAudibleアプリさえダウンロードできれば、スマホやPCはもちろん、タブレット端末やApple Watchなどでも本を聴くことができます。
Audibleで本を購入するとAudibleアプリにオーディオブックがダウンロードされるので、一度ダウンロードが完了すれば電波が悪い場所、例えば地下鉄や地下街、トンネルの中でもオフラインでオーディオブックを再生することができます。
まとめ
読書をしたいけど本を読む時間が無いという人のために、本を「聴く」方法とメリットについてご紹介しました。
本を「読む」時間が無いときは本を「聴く」
- オーディオブックで本の朗読が聴ける
本を「聴く」メリット
- 本を聴くときは手と目が自由になる
- 他の何かをしながら本の内容をインプットすることができる
本を「聴く」方法
- オーディオブックのデータをダウンロードしてスマホなどで聴く
- オーディオブックが初めての人には「Audible」がおすすめ