電子書籍でもマーカーやメモが使える!<Kindleの「メモとハイライト」機能>

電子書籍でもマーカーやメモが使える!<Kindleの「メモとハイライト」機能>LIFE

電子書籍を使ったことがない人でも、すでに使っている人でも、

「電子書籍って、紙の本のようにマーカーを引いたりメモを残したりできるのかな?」

と思ったことはありませんか?

電子書籍でも紙の本と同じようにマーカーを引いたりメモを残したりすることができます。

それを可能にしてくれるのがKindle『メモとハイライト』機能です。

この記事では「Kindleってなに?」というところから、「メモとハイライト」機能の使い方までご紹介していきます。

電子書籍「Kindle」とは?

「Kindle」(キンドル)とはAmazonの電子書籍サービスで、電子書籍リーダーやiPhoneアプリ、AndroidアプリでKindle本と呼ばれる電子書籍を読むことができます。

電子書籍は色々ありますが、KindleはAmazonがやっている電子書籍と理解してもらえればOKです。

Kindleの「メモとハイライト」機能とは?

Kindleには「メモとハイライト」機能というものがあり、この機能によって電子書籍にマーカーを引いたり、メモを残したりすることができます

ハイライト

ハイライトはマーカーを引く機能のことです。

本の中で「線を引いておきたい!」と思ったところを指でなぞるだけで簡単にマーカーを引くことができます。

また、マーカーの色はイエロー、ピンク、ブルー、オレンジの中から選ぶこともできます。

メモ

メモは本の中でメモを入力できる機能のことです。

ハイライトでマーカーを引いた箇所に、同時にメモを入力・保存することができます。

Kindle「メモとハイライト」機能によって広がる使い方

Kindleの「メモとハイライト」機能によって電子書籍の中でマーカーが引けるようになり、メモを残すことができるようになるわけですが、次のような使い方もできるようになります。

  • マーカーを引いたところやメモを残したところが一覧で確認できる
  • パソコンからもマーカーを引いたところとメモの一覧が確認できる
  • マーカーの種類を色で分類できる
  • 本の中に思いや考えをどんどん残せる
  • 読書ノート代わりに使える

マーカーを引いたところやメモを残したところが一覧で確認できる

Kindleの「メモとハイライト」機能では、マーカーを引いたところやメモを残したところを一覧で確認することができます

紙の本だと「良いこと書いてあったから線を引いてメモを残したのはいいけど、何ページに書いてあったかな?」っていうときありませんか?

「メモとハイライト」だとマーカーを引いたところやメモを残したところ “だけ” を一覧で見ることができるので、あとから探すときにぐっと楽になりますよ。

パソコンからもマーカーを引いたところとメモの一覧が確認できる

メモとハイライト – Kindle Cloud Reader」というAmazonのサイトにアクセスすれば、マーカーを引いたところやメモを残したところの一覧をパソコンでも確認することができます

パソコンで見れることによって保存したメモをコピー&ペーストすることもできるので、パソコンの別のところにまとめたり、他のところでメモを活用するという使い方もできるようになります。

マーカーの種類を色で分類できる

マーカーの色を変えることができるので、マーカーを引いたところを色によって分類することができます

例えば、

  • ピンク  = 超重要
  • ブルー  = 重要
  • イエロー = 要チェック

など、内容によって色分けすることで、あとから見たときにどんな種類のマーカーなのかすぐに認識できるようになります。

本の中に思いや考えをどんどん残せる

「昔から本を読むときはどんどん線を引いてどんどん書き込んできた」という人はあまり気にならないと思いますが、中には本に何かを書き込むという行為自体にちょっと抵抗を感じたり、何らかの理由で本に書き込みはしないで、きれいな状態で本を取っておきたいという人もいるのではないでしょうか?

Kindleの「メモとハイライト」を使えば、あとから「このマーカーは不要だった」「このメモは間違っていた」とわかったら、いつでもマーカーやメモを削除することができます。

マーカーやメモの追加や削除を繰り返しても、電子書籍なので本を汚すということもありません。

そういう意味では本を読んでいるときに湧いてきたほんの些細な気付きや考えでも、ためらうことなくどんどんマーカーを引いてどんどんメモを残す、ということができるようになり、小さな思いや考えでも切り捨てることなく将来に残していくことができるのではないでしょうか。

読書ノート代わりに使える

本を読んで少し時間が経ってしまうと、

「この本はどんな事が書いてあったかな?」

「なんか良いな!と思ったけど、何が良いと思ったんだったかな?」

と思ったことはありませんか?

私も本をよく読みますが、ちょっと時間が経つとすぐ内容を忘れてしまいます。

そんな人向けに「【簡単】読書ノートの書き方を伝授!読書ノートの効果とは?」で簡単にできる読書ノートの書き方を解説しました。

しかし、「読書ノートすら書くのが面倒くさい」と感じるときはありますよね。

そんなときにもKindleの「メモとハイライト」がおすすめです

上でも書きましたが、ハイライトでマーカーを引けばその箇所があとから一覧で確認できるので、そもそも本の内容を書き写す必要がなく、書き写すための労力も時間も必要ありません

また同時にメモを入力して保存しておけるので、そのときの自分の思いや考えを残すことができ、読書ノートとしての最低限の役割は十分に果たすことができます

紙の読書ノートが面倒という人にもKindleの「メモとハイライト」はおすすめのツールです。

Kindle「メモとハイライト」機能の使い方

それではKindle「メモとハイライト」機能の具体的な使い方を説明していきます。

ここではiPhoneの画面で説明していきますが、大まかな流れは他の端末でも同様です。

1.Amazonで読みたいKindle本を購入する

Amazon Kindleではランキングで本を探したり、カテゴリーで本を探したりすることができます。

たくさんの本がありますので、読みたい本を選んでみましょう。

2.購入したKindle本を開く

購入したKindle本を開いて読書を始めてみましょう。

Kindle本はAmazonのKindle電子書籍リーダーのほか、Kindle無料アプリをダウンロードすればiPhone/iPadやAndroid端末、WindowsのPCやMacでも読むことができます。

3.ハイライトでマーカーを引く

マーカーを引きたい箇所の最初の文字を指で長押ししてください。

するとハイライトで色がつき虫眼鏡が表示されますので、そのまま指でなぞっていき、マーカーを引きたい箇所の終わりまでいったら指を離します。

3.ハイライトでマーカーを引く1

指でなぞった箇所にハイライトでマーカーを引くことができます。

3.ハイライトでマーカーを引く

4.マーカーの色を変える

マーカーを引いた箇所をタップすると色を選べるようになるので、好きな色を選択します。

また、バツがついている色をタップすると、一度引いたマーカーを削除することができます。

4.マーカーの色を変える

5.マーカーを引いたところを確認する

画面上部の「メモとハイライト」マークをタップします。

(右上に黒丸3つのマークが表示されている場合は、その中に「メモとハイライト」が入っている場合もあります。)

1

「マイノート」が開くのでマーカーを引いたところの一覧を確認することができます。

また、一覧の中からマーカーを引いたところの一つを選んでタップすると、マーカーを引いたページに移動することもできます。

5.マーカーを引いたところを確認する2

6.メモを入力する

「3.ハイライトでマーカーを引く」の方法でマーカーを引いたあと、マーカーを引いた箇所をタップして「メモ」マークをタップします。

6.メモを入力する1

「メモの作成」が開くのでメモの内容を入力して「保存」をタップします。

6.メモを入力する2

7.入力したメモを確認する

「5.マーカーを引いたところを確認する」の方法で「マイノート」を開くと、マーカーを引いた箇所とそこで入力したメモが一覧で表示されます。

またメモのところにある「鉛筆」マークをタップすると、メモを編集したり削除したりすることができます。

7.入力したメモを確認する

8.パソコンからマーカーを引いたところとメモの一覧を確認する

メモとハイライト – Kindle Cloud Reader」にアクセスします。

サインイン画面が表示される場合は、Kindle本を購入したときと同じAmazonアカウントでサインインします。

サインインすると、対象の本でマーカーを引いたところとメモの一覧を確認することができます。

8.パソコンからマーカーを引いたところとメモの一覧を確認する

まとめ

Kindleの「メモとハイライト」機能についてご紹介しました。

Kindle「メモとハイライト」機能

  • 電子書籍にマーカーを引いたり、メモを残したりすることが可能

Kindle「メモとハイライト」機能によって広がる使い方

  • マーカーを引いたところやメモを残したところが一覧で確認できる
  • パソコンからもマーカーを引いたところとメモの一覧が確認できる
  • マーカーの種類を色で分類できる
  • 本の中に思いや考えをどんどん残せる
  • 読書ノート代わりに使える

本を月に1冊以上読む人は「読み放題」にしたほうが良いです。

読書をしたいけど本を読む時間が無いときには、本を「聴く」という方法もあります。

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