BenQ(ベンキュー)の液晶モニター『GW2480』と『GL2480』の違いってわかりますか?
この記事では「GW2480」と「GL2480」の違いを解説します。
【BenQ】「GW2480」と「GL2480」の違い
「GW2480」と「GL2480」の違いは、モニターに採用されている液晶パネルが異なることです。
「GW2480」はIPSパネルが採用されており、「GL2480」はTNパネルが採用されています。
では、IPSパネルとTNパネルではどんな違いがあるのでしょうか?
IPSパネルとTNパネルの違い
まず「GW2480」に採用されているIPSパネルですが、IPSパネルの特徴として視野角が広く色の再現度が高いというメリットがあります。
逆に応答速度が遅い傾向があり、TNパネルと比較すると価格が高いというデメリットがあります。
IPSパネルはTNパネルよりも高画質とされているので、画像や動画編集だったりビジネスシーンでのPC作業に向いています。
また視野角が広いので、マルチディスプレイで使用するモニターとしてもおすすめです。
次に「GL2480」に採用されているTNパネルですが、TNパネルには応答速度が速く、IPSパネルと比較すると価格が安いというメリットがあります。
一方、視野角が狭く、IPSパネルと比較すると色の再現度が低いというのがデメリットです。
一般的にTNパネルの場合、応答速度が速く、激しく素早い動きに対応できることから、ゲーミングモニターに向いているとされています。
ただ、ゲーミングモニターとしての使用においては144Hz程度のリフレッシュレートが望ましいとされています。
しかし「GL2480」のリフレッシュレートは75Hz(HDMI接続時)なので、ゲーミングモニターとしては少し物足りないかもしれない。
「GW2480」と「GL2480」の選び方
「GW2480」と「GL2480」を選ぶ際はモニターの用途で選ぶようにしましょう。
Web閲覧・資料作成・画像や動画の編集がメイン
Web閲覧、資料作成、画像や動画の編集がメインであれば、「GW2480」を選ぶといいでしょう。
マルチディスプレイの使用にもおすすめです。
「GW2480」も「GL2480」もBenQのアイケア(目に優しい)機能を搭載しているので、モニターを使用する際の目の負担軽減が期待できます。
- ブルーライト軽減
- フリッカーフリー
- ブライトネスインテリジェンステクノロジー(輝度自動調整)
ゲームがメイン
ゲーミングモニターとしての用途がメインであれば「GL2480」を選びたいところですが、上でも書いた通り「GL2480」はリフレッシュレートがそれほど高くありません。
TNパネルを採用したゲーミングモニターが良いという場合には、ワンランク上のBenQ「XL2411K」あたりを選んでおいたほうが間違いはないと思います。
「XL2411K」であればリフレッシュレートは144HzでTNパネルが採用されています。
ゲーム用途であれば「XL2411K」を選べばいいですし、それ以外の用途であればより高画質なIPSパネルを搭載した「GW2480」を選べば良いと思うので、「GL2480」を選ぶメリットはあまり無いかもしれません。
BenQの「GW2480」と「GW2480T」の違いについては「【BenQ】「GW2480」と「GW2480T」の違いってなに?」をご覧ください。