【思い出の写真データ】長期で保存するための最適な方法

【思い出の写真データ】長期で保存するための最適な方法IT/WEB

お出掛けや旅行に行けば思い出の写真をたくさん撮りますよね。

また、子供が産まれたりすると写真はもちろん成長の記録として動画を撮ることも増えると思います。

そんな思い出の写真や動画のデータがどんどん増えてくると、

「スマホで撮った写真をとりあえずパソコンに保存したけど、どんどん増えるデータをどうやって保存し続けたらいいのかわからない」

「子供の成長を記録した写真や動画を、子供が大きくなるまでずっと保存したい」

こんな思いや悩みが出てくるのではないでしょうか?

この記事では大切な思い出になっている写真動画のデータを長期間保存するためにはどうすればいいのか、最適な保存方法について解説していきたいと思います。

思い出の写真や動画に限らず、大事なデータを長期間にわたって安全に保存したい!という人も参考にしてみてください。

写真や動画データの長期保存に求められること

はじめに、大切な写真や動画データの長期保存に求められることとは何でしょうか?

それは次のようなポイントが求められると考えられます。

  • 大容量のデータが保存できること
  • 長期間保存できること
  • 再利用可能な状態で保存できること
  • 大事なデータが消えないこと

大容量のデータが保存できること

写真や動画を撮ることはその日限りではありません。

旅行に行くたびだったり、子供が成長する日々やイベントごとのたびに撮影するので、当然撮影したデータは増え続けることになります。

長期保存にはこのような大容量のデータを保存できることが求められます。

長期間保存できること

思い出の写真や動画のデータは将来にわたって半永久的に保存したいデータではないでしょうか?

数年後、数十年後に友達やパートナーと当時の写真や動画を見て懐かしむかもしれません。

子供が大人になり、結婚式で幼少の頃の写真をプロフィールシーンで使いたいと言うかもしれません。

ですので、長期保存には数十年単位で保存し続けられることが必要です。

再利用可能な状態で保存できること

再利用可能な状態とは、つまりは “データ” で保存しておくということです。

思い出の写真をただ保存するだけでよければ、プリントしたりフォトブックにして保存することも可能です。

しかし、将来的に思い出の写真を編集したり再利用したくなったりするかもしれません。

また上でも書いた通り、子供が結婚式のプロフィールシーンで写真を使いたいと言うかもしれません。

そんなときプリントした写真やフォトブックしかなければ、スキャンして再度データにして再利用できる状態にしなければなりません。

一度プリントした写真をスキャンして再度データ化するので、どうしても画質が粗くなりきれいな写真とは言えなくなります。

やはり、きれいで再利用可能な状態で写真を保存するためには、“データ” で保存しておくというのが重要です。

大事なデータが消えないこと

大事なデータが消えないこと、これが一番重要です。

データが消えて復旧できない状態になってしまったら、もう復元することはできません。

大切な思い出の写真や動画がなくなってしまうわけです。

万が一の際でもデータが消えないような保存方法を考えておかなければなりません。

写真や動画データを長期で保存するための最適な方法

写真や動画データを長期で保存するための最適な方法とは、上で挙げた「写真や動画データの長期保存に求められること」をすべて満たしてくれる方法ということになります。

写真や動画データの保存方法はたくさんありますが、本記事で紹介する長期で保存するための最適な方法は、

『2台のストレージにデータを保存する』

という方法です。

ストレージとは外付けハードディスクなどの記憶装置のことです。

まずは次のイメージ図を見てください。

子供の写真や動画データの最適な保存方法

具体的な保存方法としては次の通りです。

はじめにスマホやカメラで撮った写真や動画をパソコンに取り込みます。

そしてパソコンに取り込んだ写真や動画を2台のストレージにそれぞれ保存していきます。

2台のストレージにはまったく同じデータが保存される形になります。

撮影する頻度や、スマホやパソコンにたまっていく写真や動画のデータサイズにもよりますが、一定期間ごとにパソコンから2台のストレージにデータを保存するようにします。

例えば、撮影する頻度が少ないときなどは撮影するたびに保存し、撮影する頻度が多いときや、スマホやパソコンの容量に余裕があるときは週1回、または月に1回の頻度で、パソコンからストレージに保存していきます。

2台のストレージが最適な保存方法である理由

では2台のストレージにデータを保存することがなぜ最適な保存方法なのでしょうか?

それは「写真や動画データの長期保存に求められること」をすべて満たした保存方法だからです。

2台のストレージに保存することで実現できること

2台のストレージにデータを保存することで次のことが実現できます。

  • 大容量のデータが保存できる
  • 長期間保存できる
  • 再利用可能な状態で保存できる
  • 大事なデータが消えるリスクを抑えることができる

これらは「写真や動画データの長期保存に求められること」でしたね。

大容量のデータが保存できる

最近ではハードディスクの値段も安くなり、1TBや2TBの外付けハードディスクも1万円程度で買えるようになりました。

1TB=1,000GBです。

このような大容量のストレージ(外付けハードディスクなど)を用意すれば、日々増え続ける子供の写真や動画を切り捨てることなく保存することができます。

どのぐらいの容量を用意すればいいのかは後述します。

長期間保存できる

ストレージに保存しておけばストレージが壊れない限り長期間保存できます。

しかしモノである以上、ストレージもいつかは壊れます。

ハードディスクであれば一般的に3~5年が寿命と言われています。

ですので、ストレージの寿命に合わせて買い替えながらデータを保存していくということが必要です。

再利用可能な状態で保存できる

当然プリントやフォトブックなどではなく、“データ” で保存しますので再利用可能な状態で保存できます。

大事なデータが消えるリスクを抑えることができる

“大事なデータが消えないということが一番重要” と書きましたが、ストレージを1台ではなく “2台” 使ってデータを保存するのはこのためです。

つまりは2台に同じデータを保存することでバックアップの役割を果たしているわけです

大事なデータが消えるリスクを抑えることができる

万が一、ハードディスクの故障などで「ストレージ1」のデータが消えてしまったとしましょう。

それでも「ストレージ2」にバックアップさえあれば、新しいストレージ(ストレージ1’)を買って「ストレージ2」から写真や動画のデータをコピーすれば元の状態に復旧することができます。

もし1台しかない状態で「ストレージ1」が壊れてしまったら、写真や動画のデータはどこにも残っていない状態になり、2度と復旧できなくなってしまいます。

他の保存方法ではダメなのか?

ストレージを2台用意して同じデータをそれぞれのストレージに保存するとなると、ちょっと手間がかかるようにも感じます。

大切な写真や動画データの保存方法として他に思いつくのは、クラウドストレージ、USBメモリ、DVD・ブルーレイではないでしょうか?

しかしクラウドストレージ、USBメモリ、DVD・ブルーレイには次のような問題点があります。

クラウドストレージ

現在はクラウドストレージとして様々なサービスが提供されています。

Gooleの「Googleドライブ」やMicrosoftの「OneDrive」などはよく聞くサービスではないでしょうか。

クラウドストレージでは何が問題かというと容量と長期間の保存です。

各サービスごとに無料の容量が提供されていますが、せいぜい数GB~数十GBです。

前述したとおり、思い出の写真や動画は日々増え続けます。

それらをクラウドストレージで保存するために、1TBや2TBに保存容量を増やそうとすると年間1万円以上の利用料金を支払う必要が出てきてしまいます。

であれば、同じ容量のハードディスクを買ったほうが安く済むわけです。

また、クラウドストレージはサービスである以上、いつサービス提供が終了になるかわかりません。

半永久的に保存したいデータを保存しているのに、ある日突然「今年いっぱいで終了します」などと通知を受け、強制的に保存しているデータを退避させる必要が出てきてしまいます。

あまり重要ではないデータを保存しておく分にはとても便利なクラウドストレージですが、大切な思い出の写真や動画データを保存しておく場所としては心配が残る保存方法であると言えます。

USBメモリ

USBメモリは持ち運びに優れ、使いたいときにすぐパソコンにUSBをつないで使うことができます。

ただ、USBメモリの問題点は容量が少ないことです。

多くても数百GBなので、長い目で見ると将来的に容量不足に悩まされる恐れがあります。

DVD・ブルーレイ

DVDやブルーレイ自体は長期保存にも適しておりデータの保存には良いように感じますが、一番の問題点はドライブが必要になることです。

ドライブとはDVDやブルーレイを読み込んだり書き込んだりする機械のことです。

例えば、音楽のカセットテープやビデオテープを思い浮かべてもらえばわかりやすいと思いますが、音楽やビデオを録ったテープを大事に保管しておいたとしても、それを再生するデッキなどの機械は長い期間ちゃんと保管されているでしょうか?

カセットテープなどと同様にDVDやブルーレイなどの記録メディアと呼ばれるものは、採用されている規格が時代とともにどんどん変わっていきます。

当然、記録メディアを読み込んだり書き込んだりするドライブも時代とともに変わっていき、数十年後にはDVDを読み込むドライブは衰退し、簡単には手に入らない状態になっているかもしれません。

そういう意味でDVDやブルーレイは数十年単位のデータの保存には適さないと考えています。

もしパソコンに十分な空き容量があるなら…

パソコンに十分な空き容量がある場合は、パソコンをひとつのストレージとして使うことができます。

その場合、用意するストレージは1台でもOKです。

もしパソコンに十分な空き容量があるなら…

パソコン内のハードディスクとストレージに同じデータを保存するようにします。

重要なことは、2ヶ所以上に同じデータを保存しておくということです。

ストレージの選び方

2台のストレージにデータを保存することがなぜ最適な保存方法なのか解説してきましたが、それでは2台のストレージはどのように選べばいいのでしょうか?

ストレージは次の2つのポイントで選ぶと良いと思います。

  • 接続方法
  • 容量

接続方法

接続方法としては、USBなどでパソコンに直接接続する方法(USB接続)と、ネットワーク経由で接続する方法(NAS)があります。

USB接続

いわゆる外付けハードディスクなどではUSB接続が主流です。

パソコンとストレージをUSBで接続する手間が必要ですが、種類も豊富で安価なストレージを選ぶこともできると思います。

NAS

NASとは Network Attached Storage の略で、ネットワーク経由でパソコンとデータのやり取りを行う接続方法です。

自宅のようにパソコンもストレージも同じネットワークに接続されていれば、ネットワークを経由してパソコンとストレージ間でデータのやり取りを行うことができます。

容量

ストレージに必要な容量を算出するために、まずは現在まで撮りだめた写真や動画のデータサイズを確認してみましょう。

次にその撮りだめたデータは何年くらいの期間で撮ったものですか?

そして確認したデータサイズを年数で割れば、1年あたりのデータサイズが計算できます。

例えば、240GBの写真や動画のデータがあって、それが2年間で撮られたものだとすると、1年あたり120GBのデータ量が保存されているという計算になります。

(240GB ÷ 2年間 = 120GB/年間)

ハードディスクの寿命は一般的に3~5年程度ですので長くて5年ほど保存することを考えると、1年あたりのデータ量を5倍すれば必要なデータ量が計算できます。

上の例だと、120GBの5倍で600GBのデータ量が今後5年間で必要になることがわかります。

これに過去2年間で撮られたデータ量(240GB)を足すと5年後までに必要なデータ量は、

600GB + 240GB = 840GB

となります。

ですので、余裕を見て1TB(=1,000GB)のストレージを2台買えば容量としてはOKです。

5年後のデータ量としては次のようなイメージになると思います。

容量

データ容量については、撮影の頻度やデータの種類(写真か動画か)などによっても大きく違いますので、あなたの使用状況に合わせて検討するようにしましょう。

まとめ

大切な写真や動画データを長期で保存する最適な方法についてご紹介しました。

写真や動画データの長期保存に求められること

  • 大容量のデータが保存できること
  • 長期間保存できること
  • 再利用可能な状態で保存できること
  • 大事なデータが消えないこと

最適な保存方法

  • 2台のストレージにデータを保存する

ストレージの選び方

  • 接続方法と容量で選ぶようにする

時代は変わり、色褪せたアルバムを何年もただ保管していればいい、という方法は今後も少なくなっていくと思います。

大切な写真や動画をデータとして長期間にわたって安全に保存するために、今回ご紹介した保存方法をぜひ参考にしてみてください。

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